マウス表現型解析技術室では、ヒト疾患病態の理解と遺伝子機能の解明を目指して、700以上の項目を体系的に検査する表現型解析プラットフォームを構築し、遺伝子改変マウスを中心に表現型を網羅的に解析する『マウスクリニック』を実施しています。また、国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC: International Mouse Phenotyping Consortium)に参画し、その表現型解析結果を公開すると共に新たな解析技術の開発を行っています。
Mission
- マウスにおける体系的かつ網羅的な表現型解析プラットフォームの開発
- 国際マウス表現型解析コンソーシアム(IMPC)参画による国際貢献
- 国際標準表現型解析手法の国内研究コミュニティーへの提供
- 新規表現型解析法の開発
日本マウスクリニックはIMPC (International Mouse Phenotyping Consortium) の一員です。 | |
IMPCで実施する全ノックアウトマウス系統の開発及び表現型解析結果は、 「IMPCへの参加活動」 ページにおいて、遺伝子シンボル名および表現型情報から検索することが可能です。 |
最 新 情 報
2024/10/15 | 2024年11月22日(金)~23日(土)理化学研究所 バイオリソース研究センターおよびホテルレイクサイドつくばにて第34回モロシヌス研究会が開催されます。 今回のメインテーマは「マウス遺伝学とAI技術を用いた疾患研究の新潮流」です。 詳しくは下記サイトをご覧ください。 https://sites.google.com/view/molossinus2024v3/ |
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2023/12/26 | 次世代電子顕微鏡技術に関する総説論文がJournal of Molecular Cell Biology誌に掲載されました。田村室長が参加したこの論文は、理研BDR、理研IMS、京都大学、日本電子との共同研究の成果によるものです。 Son R. et al., Journal of Molecular Cell Biology 2023. mjad081 |
2023/08/31 | DHX9遺伝子のヘテロ接合型機能喪失変異が神経発達障害と関連することを明らかにした学術論文がEuropean Journal of Medical Genetics誌に掲載されました。この論文は慶應大学、新潟大学、国立遺伝学研究所との共同研究の成果です。 Yamada M.et al., European Journal of Medical Genetics 2023. 66: 104804. |
2023/04/01 | マウス表現型解析開発チームを再編し、新しい基盤技術開発プログラムとして、マウス表現型解析技術室が2023年、4月に発足しました。 |
2023/04/01 | 山田開発技師、古瀬上級研究員、田村チームリーダーの記事「日本マウスクリニック」が遺伝子医学44号に掲載されました。 https://www.medicaldo.co.jp/gene/g-m44.html |
2023/04/01 | 血算検査の測定機器をXN-1000V (sysmex) に更新しました。 生化学検査のLD,ALPの測定法を、JSCC法からIFCC法に変更しました。 |
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