参加報告:INFRAFRONTIER satellite workshop at the IMGC 2019, Strasbourg, France
"Sustainability of Mouse Informatics Resources (SMIR)" on 25 and 26 September 2019

2019年9月25~28日、The Institute of Genetics, Molecular and Cellular Biology(フランス・ストラスブール)に於いて開催された国際哺乳類会議2019(International Mammalian Genome Conference (IMGC) 2019)のサテライト会議として25-26日の両日、欧州の研究基盤プログラム・インフラ フロンティアによるワークショップ「Sustainability of Mouse Informatics Resources (SMIR)」が開催されました。

25日は欧州、北米およびアジアのマウスリソースと情報機関(Fig. 1)からそれぞれの現状と今後の計画や課題の紹介がありました。アジアからは理研BRCの桝屋啓志(統合情報開発室長)と吉木淳(実験動物開発室長)が「Update status of mouse resources and informatics at RIKEN BRC」と題してスライド発表を行いました。翌26日には利用者コミュニティであるIMGC 2019の参加メンバーを交えたパネルディスカッションが行われました(Photo)。

背景:マウスの情報学的リソースは、ライフサイエンスにとって貴重かつ必須なツールとなっています。 国際的な生命医科学の研究コミュニティにとって、これらマウスと関連情報リソースを安心して継続的に利用できることが、将来の精密医療の発展には不可欠です。

世界中で、データベースを長期的に継続することの問題に直面しています。 既存のツールを進展させ将来に渡って使い続けられるようにすることが、世界中の研究者や資金提供者の恒常的な課題です。

今回のINFRAFRONTIERワークショップでは、欧州、北米およびアジアの国際的なマウス情報リソースの現状を公開で議論し、リソースや関連データベースの継続維持には利用者研究コミュニティからの支持・支援が不可欠であることが確認され、さらにクラウド利用、人工知能の使用、国際協力の重要性、改善に必要なツール・アプローチやアイデアに関する意見交換が行われました。

参考URL

INRFAFRONTIER: https://www.infrafrontier.eu
EMMA (European Mouse Mutant Archive): https://www.infrafrontier.eu/infrafrontier-research-infrastructure/organisation/european-mouse-mutant-archive
RIKEN BRC (RIKEN BioResource Research Center): https://ja.brc.riken.jp
MMRRC (Mutant Mouse Resource & Research Center): https://mmrrc.ucdavis.edu
IMPC (International Mouse Phenotyping Consortium): https://www.mousephenotype.org
MGI (Mouse Genome Informatics): http://www.informatics.jax.org
RGD (Rat Genome Database): https://rgd.mcw.edu
ALLIANCE of Genome Resources: https://www.alliancegenome.org
IMSR (International Mouse Strain Resource): http://findmice.org
ELIXIR: https://elixir-europe.org/about-us


Fig. 1. ワークショップの発表機関・発表者

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Photo: IMGC 2019に於けるワークショップおよびパネルディカッション

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