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過去のお知らせ

誤った系統のマウス提供について

 2014年6月22日新聞、テレビ等で、当センターが本来とは異なったマウス系統を提供していたことが報道されました。皆様には大変なご迷惑とご心配をお掛けいたしましたことを心よりお詫び申し上げます。

 これらのマウスは2007年から2013年にかけて提供したものです。寄託者から送付された誤ったマウス系統を検査で検出、排除できず、31機関に107件(*)提供した事例、除去されているはずの遺伝子が残ったマウスを15機関に74件(*)提供した事例、胚凍結作業中、他の系統と取り違えてしまったマウスを1機関に1件提供した事例です。

 これらの誤りは2012年から2013年に明らかになりました。その直後より、マウスを送付した研究者の皆様には陳謝と説明のご連絡を差し上げ、代替マウスの提供、返金等の対応を行いました。今後、このような事例を生じさせないよう、引き続き最大の努力をいたす覚悟でおります。今後とも、ご理解とご支援を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 (*)新聞報道を受けて再度確認したところ、生体マウスの他に、凍結胚・精子での提供もあったことから、これを追加し、数値を更新しました。

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