協力研究グループ RIKEN BRC
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篠崎連携研究グループ
研究グループプロフィール

  植物の系では外部環境への応答や適応、光合成、植物ホルモンによる生長制御など、動物とは明らかに異なった植物独自の制御機構が分子、細胞、個体レベルで存在しています。 また、植物遺伝子の機能研究は、食料、環境、バイオエネルギー、物質生産などの植物バイオテクノロジーの発展に貢献しています。
  当連携協力グループでは、主にモデル植物のシロイヌナズナを対象に、バイオリソースセンターで収集されている完全長cDNAライブラリーや種々の変異体(遺伝子破壊型変異体、過剰発現型変異体)、トランスジェニック植物(過剰発現型、発現抑制型)を用いて植物遺伝子の個体レベルでの機能解析を進めています。 特に環境ストレス応答、植物ホルモン応答などに係わる遺伝子の機能を明らかにすることを目的に研究を行い、これらの研究開発を通してバイオリソースセンターのリソース業務に貢献しています。

グループヘッド 篠崎 一雄(理博)
グループヘッド
篠崎 一雄
(理博)
研究開発
  • 完全長cDNAを用いた過剰発現型トランスジェニック植物の開発
  • シロイヌナズナの遺伝子破壊型変異体、過剰発現型変異体を用いた遺伝子の個体レベルでの機能解析
  • マイクロアレイを用いた遺伝子発現解析技術の改良と環境応答における発現プロファイルの解析
  • 環境ストレス応答、植物ホルモン応答に係わる遺伝子の機能解析
シロイヌナズナ
高等植物のモデル植物であるシロイヌナズナ 高等植物のモデル植物であるシロイヌナズナ 
(Arabidopsis thaliana; アブラナ科シロイヌナズナ属)
2000年12月に植物として初めて全ゲノム解読が終了しました。ゲノムサイズは1.3億塩基対、遺伝子数は約2万6000個と顕花植物では最小の部類です。
研究のアウトライン 乾燥ストレスで活性化されるタンパク質 SRK2Cを遺伝子導入したシロイヌナズナの乾燥ストレス耐性

乾燥ストレスで活性化されるタンパク質、SRK2Cを遺伝子導入したシロイヌナズナの乾燥ストレス耐性。
14日間の灌水停止で野生型植物は枯れてしまいます。この様な過酷な乾燥条件でも、 SRK2Cを導入した植物の多くが生き残りました。
JA 50 μM 植物ホルモンの1つであるジャスモン酸で活性化されるタンパク質、MKK3-MPK6を遺伝子導入や遺伝子破壊したシロイヌナズナの根の伸長阻害。 10日間のジャスモン酸処理でmkk3, mpk6遺伝子破壊変異体植物は極端な伸長阻害を示します。一方、MKK3, MPK6過剰発現型では非感受性を示します。

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